デザイン力が格段に上がる!おすすめの書籍(初心者編)〜4ジャンル16冊
こんにちは。LANCER UNIT(ランサーユニット)note編集部です。
ランサーユニットの公式noteが発信するクリエイター向けお役立ち記事。
今回は、デザイン初心者におすすめの書籍をご紹介します。
このような方々にぜひおすすめしたい書籍を、4つのジャンルで全16冊ご紹介!初心者でも読みやすいことはもちろん、現役デザイナーでも勉強になる内容が詰め込まれた本ばかりです。
デザインの本は同じようなジャンルでも切り口が違うので、どんどん知識が増えるはず。何冊読んでも損はないので、参考にしてみてくださいね。
「基礎を学ぶ」〜初心者・未経験者向け
「そもそもデザインってなに?」「デザイナーデビュー!」まずは、そんな人におすすめしたい書籍を集めました!
なるほどデザイン
「目で見て楽しむデザインの本」とあって、イラストや図解が多く、デザイン初心者でも分かりやすく内容がまとめられています。 重要な部分にマーカーが引かれているのも読みやすいポイント。
ノンデザイナーズ・デザインブック
「名前を聞いたことがある!」という人もいるのではないでしょうか。
基本中の基本が丁寧にまとめられたベストセラー。デザイナーだけでなく、デザインに関係する仕事をしている人なら一度は読んでおきたい一冊です!
簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本
文章を読むのが苦手な人におすすめです。
デザインの基礎を習得できる入門書。77もの考え方と実例がコンパクトにまとまっています。
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!
デザイン未経験者や初心者など、これからデザインを始める人にもぴったり。
Before&Afterやバリエーションがたくさん掲載されていて、素人っぽいデザインから抜け出すコツが満載の一冊です。
「フォントを学ぶ」〜デザイン力をつけたい人向け
基礎を学んだら、その次はデザインをより良くするための学びにフォーカスしていきます。
デザインの知識が増えてくると何かに特化した本を読みたくなりませんか?
数あるデザイン書籍から「フォント」ジャンルでおすすめの書籍を集めました。
ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本
例えば「なんかイマイチだから修正して」と言われると困りますよね。
この本には、NG例とOK例が載っているので、NGの理由と改善方法がひと目で理解できます。デザインするうえでのフォントの考え方がすっと頭に入ってくる一冊です。
となりのヘルベチカ
がらっと毛色が変わり、フォントを擬人化して解説している一冊。
読みやすい漫画と分かりやすい解説ですらすら読めます。これからフォントを学びたい人におすすめの解説書です。
フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
豊富な写真とともに、ブランドのロゴを紹介。フォントの起源やデザインの着想を丁寧にひも解いています。
写真が美しく、眺めるだけでも目の保養になりますよ。
MdN EXTRA Vol.5 絶対フォント感を身につける。
フォントに特化したおすすめ書籍の最後は『MdN EXTRA Vol.5 絶対フォント感を身につける。』
初心者が知るべき基本知識を網羅し、プロにも勉強になる一冊です。フォントの微妙な違いまで、細かく丁寧に解説されています。
「色を楽しく選ぶ」〜デザイン力を上げたい人向け
デザインをするうえで、重要かつ難しい「色」。
例えば「青っぽいWebサイト」といっても色は無数にあり、バランス良く構成するのは難しいですよね。
この重要な「色の選択」が初心者でも楽しくなる、おすすめの書籍を集めました。
見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色
パステル系のやわらかい色を探すならコレ!
初心者でもバランス良くまとめやすい「3色」に限定した配色本です。掲載されている配色例すべてにデザインの作例が付いていて、イメージをつかみやすい内容となっています。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本
「ロマンチック」「エレガント」など、イメージが決まっていたら、この本で探すのがおすすめ。
127項目のテーマがあり、雑誌を眺めるような感覚で配色を楽しめます。『配色アイデア手帖』はシリーズで他に2冊が出版されていますので、気になる人はチェックしてみてください。
配色デザイン良質見本帳 イメージで探せて、すぐに使えるアイデア集
色相、明度、彩度、トーン、色数値、面積比など、配色を構成するパーツを分解して解説しているこの一冊。
実例が細かな解説とともに掲載されていて、プロのデザイナーが持つ色の知識や考え方を学べます。
配色デザイン インスピレーションブック
最後に紹介するこの書籍は、4,199個もの配色見本を掲載。
配色に合わせた写真やイラストもたくさん載っていて「こんな感じのイメージはあるんだけどな」といった場合に必見の一冊です。
「ブランディングの鍵」〜ロゴを勉強したい人向け
最後に、ロゴの勉強におすすめの書籍をご紹介します。
デザインのなかでも、ロゴデザインは大きな影響力を持っています。ロゴはサービスの顔であり、ブランディングの鍵となる重要なシンボル。ぜひこれらを読んでロゴを勉強してください。
ロゴのつくりかたアイデア帖 "いい感じ"に仕上げる65の引き出し
これからロゴをデザインする人に向けた、分かりやすく実践的な解説書です。架空のオーダーをもとに、ロゴの制作ステップを学ぶことができます。
ロゴデザインの教科書 良質な見本から学べるすぐに使えるアイデア帳
実際にロゴを作りはじめる前、ヒアリングの工程から紹介されています。
テーマ別に分類されたロゴが550点以上掲載されていて、ロゴ制作の基本から展開の方法まで、デザイナー必須の知識が詰まっています。
ロゴデザインの現場 事例で学ぶデザイン技法としてのブランディング
3つめは、ロゴデザインの現場に密着した一冊。
企業やブランドだけではなく、地域、行政、教育、街づくりなど、多様な事例が紹介されています。ロゴを制作する際のアイデアスケッチやガイドラインの作成なども掲載された、濃密な技法書です。
マークの本
最後に紹介するのは、制作方法や基礎知識ではなく、実際に作られたロゴの背景や発想のアイデアがまとめられている書籍。
それぞれのロゴにどのような思いが込められていて、完成するまでにどのような試行錯誤があったのかなども解説されています。
ロゴを制作するための「発想の段階」を学べる一冊です。
まとめ
デザイン初心者におすすめの書籍をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回は、基礎・フォント・色・ロゴ、4つのテーマで選書しましたが、デザインは他にもたくさんの要素が複合して完成します。
すべてを読破するのは大変ですが、さまざまな知識をインプットして自分のなかに落とし込んでいくことで、必ずデザインのクオリティは上がります。
気になる書籍があったらぜひ手に取ってくださいね。
この他にも、クリエイターへのお役立ちコンテンツを発信しています。読んでいただけたらうれしいです。
また、ランサーユニットでは初心者からベテランまでさまざまなデザイナーさん向けの案件がそろっています。興味があれば、ぜひご登録を!
文:LANCER UNIT note編集部 K