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陰で支えてくれる“安心感”。一緒に世の中を光で照らすメンバーとして歩んでいきたい

こんにちは。LANCER UNIT(ランサーユニット)note編集部です。

複数のプロのクリエイターを選んで、継続的にクリエイティブ制作を発注できるランサーユニット。導入いただいている企業さまのインタビューをシリーズでお届けしています。今回ご紹介するのは、TSUKU TSUKU株式会社さまです。


“毎日まるごとハッピーに!”というコンセプトを掲げ、『おすそわけマーケットプレイス ツクツク!!!』(以下『ツクツク!!!』)というマーケットサイトを運営するTSUKU TSUKU株式会社さま。

より良いサービスへと試行錯誤を重ねて邁進するなか、2022年には大規模リニューアルを実施。それをきっかけにランサーユニットを導入いただきました。状況によってメンバーを入れ替えながら契約を更新し、お付き合いも3年目に突入!
制作プロデューサーを務める伊与木 一吉さまに、ランサーユニット活用の意義について詳しくお話を伺いました。

TSUKU TSUKU株式会社/制作プロデューサー 伊与木 一吉(いよき かずよし)さま
TSUKU TSUKU株式会社 制作プロデューサー 伊与木 一吉(いよき かずよし)さま

ー まずは貴社の事業・サービスについてご説明いただけますか?

『ツクツク!!!』には「通販」「ウェブチケット」「グルメ」「ビューティー」「ファーム」という5つのカテゴリーがあり、いろいろな業種のお店が売り場を選んで出店できるWebサービスです。私たちはそのプラットフォームを提供し、運営しています。
出店者さまはCMSを利用して商品を自由に販売でき、コーポレートサイトのようにアレンジできる総合ページも持てますので、手軽にネットショップを開けるというのもポイントです。

ユーザーへのポイント還元、売上げに対する出店者さまへのリターン、さらには出店者さま同士の販売誘導にも収益還元があり、この充実した「おすそわけ」システムが『ツクツク!!!』の大きな特徴です。
みんなで協力し合ってみんながハッピーになる。買う人にも売る人にもうれしいサービスなんです。

例えば、お気に入りのエステサロンに毎月1回通うリピーターさんがいたとします。そのサロンは1ヵ月に1回その方をハッピーにできますが、毎日は難しいですよね。
一社だけでは誰かを毎日ハッピーにはできませんが、さまざまなカテゴリーの販売を通してたくさんの人を幸せにして、世の中をより豊かにしていく。“毎日まるごとハッピーに!”というコンセプトには、そんな思いを込めています。

おすそわけマーケットプレイス ツクツク!!!
『おすそわけマーケットプレイス ツクツク!!!』Webサイト

ー すばらしいサービスですね!伊与木さまはどのような役割を?

ありがとうございます。
私は制作プロデューサーという立場で、会社のブランディングや企画制作、DTP、動画などを含めた制作全般を統括しています。今は考える・まとめるといった仕事がメインですが、デザインと動画の撮影・制作を長く経験してきましたので、重要な案件では実際に手を動かすこともあります。

制作スタッフの採用も私の仕事のひとつです。
慢性的に人手不足の状態でしたから、人材の確保にはかなり時間と労力を割いてきました。いろいろな採用会社さんを通じてたくさんのクリエイターさんを面接して、おそらく今までに100人ほどはお会いしたと思います(笑)

ー そんな経緯があってランサーユニットにたどり着いたんですね

そうですね。確かネットで見つけて、会社に「ランサーユニットというものがありまして」と相談したのを覚えています。
それまでは社員採用の動きをしていたのですが、社員となると家族のようなものですし、実力だけではなく人として育てることも考えないといけません。
ここ数年で会社が急激に成長したこともあって私たちの時間もありませんでしたし、なかなか良い人が見つからなくて困っていました。それで、ランサーユニットに。

正社員を採用するまでの“とりあえず”ではなく、手段のひとつとして絶対に必要だと感じました。
弊社で求める制作スタッフは、デザイナーとコーダーがメインです。ランサーユニット導入当時は、既存の「ビューティー」「グルメ」「ウェブチケット」のリニューアルに加えて「ファーム」の新設を企画していて、一気にデザイナーさんが必要でした。デザインが固まって次はコーディングが大変になるタイミングで、デザイナーさんからコーダーさんに入れ替えて。
ランサーユニットは幅広いジャンルのプロフェッショナルがいるなかで入れ替えができるので、とても助かりましたね。

TSUKU TSUKU株式会社/制作プロデューサー 伊与木 一吉さま
「探さなくていいのは大きいですよね。
それを自分でやると本来の仕事が回らなくなってしまうほど大変ですから」

ー なるほど。では導入時にスピード感も必要だったと思いますがスムーズでしたか?

すごくスピード感がありましたね。1週間経たないうちに50人ほどの候補者リストをいただきました。ポートフォリオを片っ端から確認して、これなら見つかりそうだと思いました。印象はとても良かったです。すぐに面談する人をピックアップできました。

皆さんフリーランスで活動されていることもあってコミュニケーション能力に長けている人ばかりでしたから、すんなり決めることができました。基本的に料金ではなく作品のレベルで選ばせていただき、あとは会話をしてみて、仕事がスムーズに進むようなコミュニケーションを取れるなら大丈夫だと思っていましたので。

ー 導入当初、何か不安はありましたか?

不安はなかったですね。皆さんしっかりされていましたし、レスポンスがとても早いので。
最初はフリーランスマネジメントツール『pasture(パスチャー)』で連絡を取り合い、業務が動き出したらSlackとbacklogでやり取りしていきます。

作品も確認していましたし、問題があればまた探してもらえる安心感もあり、心配はありませんでしたね。デジタルハリウッドさんがバックボーンにあるので、しっかり経験を積んだ人が紹介されるだろうというイメージも持っていました。

ー 決まったメンバーはどんなクリエイターですか?

先ほどお話したように当時はサイトリニューアルのためのデザインが急務だったので、メンバーは全員デザイナーさんでした。最初の段階では少し欲ばって「デザインもコーディングもできる方」とオーダーしましたが、やはりデザイン段階はデザイナー、コーディングの段階でコーダー、というスタイルになりました。中途半端になってしまいますから。

ずっと継続しているデザイナーさんの一人には、現在ディレクターとして会社側に深く入り込んでいただいています。開発チームと直接やり取りする流れになっていますね。
WebとDTP、両方できるデザイナーさんもいるので、弊社のコーポレートサイトや会社案内、『ツクツク!!!』の冊子なども制作していただきました。結構わがままも聞いてくれて(笑)
いつも納期が短くて申し訳ないのですが、大変助かっています。

TSUKU TSUKU株式会社/制作プロデューサー 伊与木 一吉さま
「ディレクターには開発チームとbacklogで情報共有をしながら進めていただいています。
チームの一員になってきたなと思いますね」

ー フル回転ですね!導入前に想像していたよりも良かった発見はありますか?

最初は普通に業者さんを探すような感覚だったんですが、始めてみると「探す」という行為がいらないことに気づきました。
候補者リストが届いた時点でまず驚きましたね。ポートフォリオも全部そろった状態で、「こんなに紹介してくれるんだ」と。契約する時点ではそこまでのイメージはありませんでしたし、実際に導入してからも、ここまで楽なんだなと感じました。

メンバーの方々はいろいろな企業さんとお付き合いされていることもあって、第三者として客観的な意見を言ってくださいます。
社内にいる私たちだけだと視野が狭くなり、凝り固まった考え方になってしまいがちですが、新鮮なアイデアをいただけます。すぐに採用できなかったとしても、そのアイデアをきっかけに視点が変わってより良い方向に向かうこともありますし。

関係が続いていくので、またゼロから同じ説明をする必要がないのも良いですね。毎回違う人だとそうはいきませんから。

ー ランサーユニットに感じるいちばんのメリットはどんな点でしょう?

ひとことで言うと、“安心感”かもしれません。
職種の違うクリエイターさんを入れ替えできる点はもちろんですし、合わない場合に別の方を紹介していただくことも可能です。その柔軟なスタイルは、導入前から安心感がありました。

それに、特集でバナーが必要になったときなど、急な案件にも対応していただけるので安心です。社内にいるわけではないのですが、常に陰でスタンバイしてくれている感覚ですよね。
外注さんや業者さんを探すとなるとパワーがかかりますし、下手したら1ヵ月以上かかることも。その時間を本業に専念することができるのは、本当に大きなメリットです。

社員のような感覚でサッとお願いできて、すぐに仕上げてくれます。そのとき忙しかったとしても「いつまでならできます」と対応してくれて、プロ意識が高いですよね。覚悟をもって納期に合わせてくださる。ここにも安心感がありますよね。

TSUKU TSUKU株式会社/制作プロデューサー 伊与木 一吉さま
「制作会社さんへの発注だと、はじめに確認した作品を作ったデザイナーさんが担当するとは
限らないので。それも安心して依頼できる点ですね」

ー この先、ランサーユニットが貴社にどう貢献できると考えますか?

『ツクツク!!!』をもっと知っていただいて、先ほどお話ししたデザイナーさんのようにディレクションまでお任せできれば。さらに、企画から参加してアイデアを出し合えるところまで行ければすばらしいです。

会社の成長にしたがって、企画など上流の仕事が今後いっそう重要になってきます。そこから参加していくメンバーも増やさないと、と思っています。
例えば女性なら「ビューティー」、農家に興味があれば「ファーム」など、専門分野に特化したディレクター。作業するだけではなく、常にアンテナを張ってアイデアを出し、それを形にしていく。一緒に事業を大きくしていけるようなメンバーがどんどん増えるといいですね。
いきなり社員という形でそういう人を見つけるのは難しいじゃないですか。お付き合いを続けるうちに人間性も見えてきますから、今後そういう役割までお任せできるようになればと思っています。

また、これからはより多くのユーザーに向けたプロモーションも仕掛けたいと考えています。動画系のクリエイターさんやコピーライターさんも探すことになるかもしれないので、ぜひまたランサーユニットのお世話になりたいですね。

ー ありがとうございます!最後に、今後のサービスや事業の展望をお願いします

『ツクツク!!!』は複数のジャンルに出店できるクロスコンテンツが強みです。オンラインとオフラインをつなぐO2O(online to offline)アプリも導入しています。

オンライン購入とリアル店舗で獲得したポイントを相互利用できたり、各店舗のスタンプカードがアプリひとつで完結したり。さらに、加盟店の近くを通りかかるとお得情報などがプッシュ通知される機能もあります。
アプリを通してユーザーが来店したくなるアプローチを考えて、実店舗へ促す仕組み作りを強化しています。今後の展開として、このサービスをより拡充させるのも大きな楽しみのひとつですね。

ツクツク!!! アプリ
便利でお得な『ツクツク!!! アプリ』

それと、まだ構想段階ですが、こんなことができたらおもしろいなと考えていることがあって。
例えば「ファーム」に出店している農家の方が大切に育てたトマトを「グルメ」に出店しているレストランのオーナーが仕入れる、といった流れ。作った人の顔が見える安全な食材を、顔の見えるシェフが料理して、それを見たユーザーが美味しくいただく。
みんなが一連のサイクルとしてつながる、そんな仕組みができたら楽しいですね。

弊社の企業ロゴは、RGB(赤・緑・青/光の三原色)から成っています。
情熱を表す赤は弊社、大地に根を張り葉を広げていくイメージの緑はユーザー、そして感性を表す青は、お取引先やパートナー企業の皆さんです。重なり合うと透明になるこの3色に「みんなでひとつになって世の中を明るく照らし、そしてその一人ひとりが輝かしい人生を送れるように」という願いを込めています。

“毎日まるごとハッピーに!”というコンセプトも、弊社の企業理念から生まれたものです。私たちだけではなく、ユーザーも含めてみんなで幸せになっていきたい。
ですので、ランサーユニットのメンバーも、いち外注としてではなく、お互いが豊かになっていけるようこれからも一緒に進んでいけたらと考えています。

TSUKU TSUKU株式会社/制作プロデューサー 伊与木 一吉さま
「アプリと連携する新しい機能の開発など、まだまだたくさんやりたいことがあります。
今後もランサーユニットの皆さんにもぜひご協力いただきたいですね」
TSUKU TSUKU株式会社

TSUKU TSUKU株式会社
〒105-5112 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館12F


TSUKU TSUKU株式会社さまは、状況に応じたメンバーの入れ替え、複数のスキルを持つクリエイターへの多彩な発注など、ランサーユニットの活用を理想的に進めていると感じました。
今後もいち外注としてではなく、一緒に事業を成長させるチームメンバーとして捉えていただいていることにも感激です!

ランサーユニットは柔軟に活用できるクリエイティブ人材の宝庫です。導入をご検討される企業さまは、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

LANCER UNIT(ランサーユニット)は、デジタルハリウッド株式会社が運営している、プロのクリエイターを複数人選し継続的にクリエイティブ制作を発注できるサービスです。noteを通じて、LANCER UNITのサービスを導入している企業さまやクリエイターの皆さんへのインタビュー、クリエイターに役立つ記事をお届けしています。

取材・文/BBQ-john.inc 篠田由美子

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