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【開催レポート】デザインを外注したい企業必見!現役グラフィックデザイナーのホンネ(pasture共催セミナー)

LANCER UNIT / ランサーユニット

2022年6月14日(火)、ランサーユニットを提供するデジタルハリウッド株式会社と、フリーランスマネジメントサービスpasture(パスチャー)共催セミナーを開催しました。

タイトルは「現役グラフィックデザイナーのホンネ 〜クライアントと仕事を円滑に進めるコツとは?〜」。デザイン業務を外注したい企業の方に、ゲストの現役デザイナー2名が仕事の進め方のヒントをお伝えセミナーです。

企業に貢献できた成功事例、トラブルになりやすいパターンなど、かなり踏み込んだ話も本音でお話しいただきました。当日の内容をnoteにまとめましたので、ぜひご覧ください。

セミナー概要
タイトル:「現役グラフィックデザイナーのホンネ 〜クライアントと仕事を円滑に進めるコツとは?〜」
日時:2022年6月14日(火) 12時00分~13時00分
配信方法:ZOOM
パネリスト:松田無我/デジタルハリウッド株式会社 xWORKS事業部
若旅宏和/株式会社若旅デザイン事務所 代表
小松鮎奈/グラフィックデザイナー、Webデザイナー

登壇者プロフィール

松田無我/​​デジタルハリウッド株式会社 xWORKS事業部

ランサーユニット広報PR・販促担当。デジタルハリウッドで7事業の新規事業を経験、さまざまな角度からクリエイター育成に携わる。WebディレクションからSNSマーケティング、カリキュラム開発、広報PRまで、一つの職種にとらわれず幅広い業務の知識とスキルが強み。現在はランサーユニットの広報PRに注力。

松田無我/​​デジタルハリウッド株式会社


若旅宏和/株式会社若旅デザイン事務所 代表

群馬県在住のグラフィックデザイナー。企業のブランディングデザインをはじめ、格闘技団体「RIZIN」のスポンサーポスターなど幅広くデザインを制作。売上げを伸ばしながら強く印象に残る「刺さるデザイン」を仕事のポリシーとしている。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)会員。

若旅宏和/株式会社若旅デザイン事務所


小松鮎奈/グラフィックデザイナー・Webデザイナー

飲食系事業会社のデザイナー・ディレクターを経て独立。国内外食チェーンをはじめ、アパレルやWebサービスなどの撮影ディレクションや紙媒体・Webのデザインを行なう。デザイン業の傍ら、デジタルハリウッドSTUDIO渋谷で講師業にも携わる。

小松鮎奈/デザイナー


セミナーの趣旨説明


松田:

本日は、デジタルハリウッドが提供している"プロのクリエイターを複数選んで発注できるサービス"ランサーユニットに登録し、活躍しているデザイナー2名に登壇いただきます。

ランサーユニットでどのようなデザインの仕事をしているのか、依頼主の企業とどのようなコミュニケーションをしているのかなど、仕事の経験談を元にパネルディスカッション形式でお話しします。

  • クリエイターに依頼をしたいけど、何から始めればいいの?

  • ランサーユニットにどんなデザイナーがいるの?

  • 企業からどんな依頼ができるの?どのようなものが作れるの?

といった疑問にお答えいたします。


パネルディスカッション

どんなデザイン業務を受注しているの?

ー お二人は何社と取引していますか?

小松:
動いているクライアントは10社ほどで、そのうち3社がランサーユニット経由です。案件はランサーユニットを含めて紹介がほどんどで、自分から営業したことはあまりありません。

若旅:
私も同じですね。定期的に動いているのが10社ほどで、そのうちランサーユニット経由が3社です。

ー どのようなジャンルの案件が多いですか?

若旅:
ベンチャー企業の案件が多いです。最近は、行政の仕事をしたことをきっかけに地元の企業のデザインも担当させていただくようになりました。接骨院やお茶屋さんなど、幅広いジャンルの案件に携わっています。

小松:
フリーランスになる前は飲食系の事業会社に勤めていましたので、飲食を軸に紙とWebのデザインを担当させていただくことが多いです。飲食店のメニュー・ポスターから、LPやグルメサイトのWebデザインまで幅広く経験を積んでいます。

ー 最近増えている相談事項はありますか?

若旅:
「これからお店を立ち上げたいので、ゼロベースでロゴからホームページまで一貫してツールを作ってください」というお客様が多いです。単発の仕事は少なくなってきました。

小松:
私も単発は少ないですね。Webやランディングページを入口に、そこからパンフレットなどの紙の仕事につながっていくことが多いです。

ー 言われた通り制作するのでしょうか、自ら提案するのでしょうか?

若旅:
自ら考えて提案したほうがお互いにとって良いと考えています。お客様のご指示通りに制作したものと、こちらからの提案の2パターンを用意することもありますね。

小松:
私も提案します。日々の雑談などのコミュニケーションのなかから「これも作りましょうか?」と提案して次の案件につながっていくことも多いです。


案件管理に欠かせない「3つのツール」

ー 案件管理はどういったツールを使っていますか?

小松:
pastureはもちろん活用しています。進捗管理から請求処理まで一貫して行なえるのでとても便利です。プロジェクト単位ですとbacklog、個人レベルですとNotionを使っています。  

若旅:
私もまったく一緒です。コミュニケーションツールとしてはChatworkとSlack、あとはメールが多いです。Messengerを使うこともありますし、企業によってさまざまなツールでやりとりをしています。

小松:
私もSlackが一番多いです。プロジェクトの関係者が多いときは社内のメーリングリストに加えていただいてやりとりすることもありますよ。LINEを使う企業も1社ありました。


売上が5倍に!企業に貢献できた事例

ー 最も印象に残っているお仕事はなんですか?

若旅:
とある企業のホームページリニューアルの仕事です。サービスを1年以上前から始めていたにもかかわらず問い合わせが1件もなく、集客がうまくいっていない状況でした。

そのときに私はデザインだけではなく、マーケターとチームを組んで解決策を提案することにしました。オウンドメディアを連動させてSEO対策を半年ほど続けたところ、毎週2,3件のお問い合わせが入るようになったそうです。誰もが知っている大手化粧品メーカーからも問い合わせがあり、成果を残すことができました。

デザインとマーケティングは常に隣り合わせ異なるスキルを持ったメンバーとチームを組んで企業に貢献したいという思いを強めるきっかけとなり、今でも印象深い案件です。

小松:
レディースのアパレルブランドのお仕事が印象深いです。ECサイトの案件で、9割がスマートフォンからの流入であるにもかかわらずレスポンシブ対応になっていなかったため、全面的にリニューアルを行ないました。

サイト構築とともにSNSとの連携を行なうことで、売上が5倍に。ブランドの顔としてのECサイトができると、百貨店をはじめとする多くの方から声がかかるようにもなったそうです。SNSのフォロワーも急増し、ブランドが急成長するお手伝いをさせていただけたことが今でも心に残っています。


共通言語がないと陥る失敗パターン

ー 反対にうまくいかなかったこと、失敗談はありますか?

若旅:
「若旅さんのセンスに任せますよ」と言われるときはトラブルが多いですね。いざ作ってみると、やっぱり違うということになりがちです。

それによってリリースまでに時間がかかってしまうため、丁寧にヒアリングをしながらクライアントと共に制作していくことが非常に大事だということを学びました。

小松:
クライアントと私の間にディレクターの方に入っていただく際、その方にあまりデザインの知識や共通言語がないと話が噛み合わないことがあります。

クライアントのご要望が違う方向性で私に伝わってしまい、結果として制作にすごく時間がかかってしまうことは、うまくいかないパターンとしてあるかなと思います。

若旅:
それは、あるあるですね!

ー そういった状況になったとき、どのように仕事を進めていますか?

小松:
ディレクターの先にいるクライアントを意識して仕事をするようにしています。さりげなく「クライアントは何とおっしゃっていましたか?」と聞いたり、こちらの伝えたいことををわかりやすくまとめたりと細かい工夫をして進めます。

若旅:
私もクライアントへの質問事項を箇条書きにして送るなど、なるべく正確に情報が伝わるようにしています。テキストベースで伝わらない場合は、制作の様子を動画に撮って送ることもありますよ。テキストのラリーの多さを考えると、動画の方がスムーズだったりします。


見積もりと契約書の作り方


ー 参加者からの質問です。紙とWebなどトータルで受注されることが多いとのことですが、単発案件の費用と違いはありますでしょうか?

若旅:
単発の案件があまりないのですが、トータルで対応する場合はまず先方の予算を聞きますね。その予算の範囲で対応できることをピックアップし提案していく形が多いです。

小松:
ある程度、制作物ごとの単価設定を持っているので、それをベースに提案させていただいています。

ー 新規のお取引の際に、申込書・契約書はどうされていますか?

若旅:
スタートの段階で契約書を結びます。特に新規のお客さまですと途中で案件が止められてしまうような危険性もありますので、しっかりと契約書を結んでから制作を進めるようにしています。ツールはクラウドサインなどの電子契約書が多いです。

小松:
私もまったく同じです。電子契約書が多く、契約書を製本して郵送すると言うのはほぼなくなりました。pastureはクラウドサインと連携できますのでその点も便利です。


仕事に困らなくてもランサーユニットを使う理由

ー ランサーユニットとそれ以外の仕事の違いはなんですか?

小松:
ランサーユニット事務局に間に入っていただいているという安心感はやはり大きいです。女性で一人でやっていると不安になることもあるのですが、ランサーユニットを介していれば新規のお客さまでも自分としては安心して取引できるという部分はあります。

若旅:
私も同じです。無理なご依頼や値引き交渉をされるお客さまも中にはいらっしゃるのですが、ランサーユニット事務局が事前に話してフィルタリングを行なってからご紹介いただけるので、安心して依頼を受けられます。


クライアントに伝えたいデザイナーとしての本音

ー 制作で心がけていること、クライアントに求めることの本音は?

小松:
”社外にいるインハウスデザイナー”という感覚でお付き合いいただけるとうれしいです。そういった気軽さをもって日々コミュニケーションが取れるよう心がけています。

デザイナーの頭数の一人というよりは、戦力の一人として、パートナーのような認識を持っていただけるとこちらとしてもやりやすいですし、うれしいですね。

若旅:
パートナーとして案件を共に創っていく、共創していくことを心がけています。クライアントとディスカッションをしながら一緒にデザインを作り、成果を上げていく方法を模索することです。

受託のように仕事をしていた時期もあったのですが、あまり良い結果を出せなくて。それからはクライアントの意向も聞きつつ、自分自身の経験をもとに提案しながら、同じベクトルを向いて良いものを一緒に創っていくことを大切にしています。


ランサーユニット・pastureサービス紹介


デザインを外注したい企業の方は、ランサーユニットとpastureを活用することでより円滑にデザイナーとの仕事を進めることが可能です。サービスの仕組みを紹介した動画もぜひご覧ください。

ランサーユニット紹介動画


pasture(パスチャー)紹介動画


各サービスの紹介・お問い合わせはこちら
ランサーユニット:https://lancerunit.jp/
pasture(パスチャー):https://www.pasture.work/

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