【武井壮×ランサーユニット #3】密着レポート!Webサイトを創り上げる〈オリエンテーション編〉
プロのクリエイターを複数人選し継続的にクリエイティブ制作を発注できるLANCER UNIT(ランサーユニット)。
武井壮さん密着レポートも第3回を迎えました!
今回は、クリエイターへのオリエンテーション編です。
第2回のクリエイター選定編では、クリエイターが決まり、ランサーユニットと契約を交わしていただくまでをお伝えしました。
そして、いよいよ武井さんとクリエイターがリアル対面!
ご依頼いただく案件のオリエンテーション〜発注を行ないます。
通常、ほとんどの打ち合わせはオンラインで行なわれますが、今回は特別に実際の対面をお願いしました。お忙しいなかで時間を作っていただいた武井さんには感謝しかありません!
クリエイターは貴重な時間を持つことができ、また、制作するWebサイトに対する武井さんの生のお声を聞くことで、モチベーションアップにもつながりました。
クリエイター紹介
まずは、選出されたクリエイターをご紹介いたします!
ひとつの案件だけでなく、継続してクリエイティブサポートを行なっていくのがランサーユニットの大きな特徴です。
今回のWebサイト制作はもちろん、さらにその先を見越して選ばれたのはこちらの3人のクリエイターです。
ひとり目は、第2回でも登場したデザイナーの若旅さんです。
群馬県伊勢崎市在住で、モットーは「刺さるデザイン」。デザイン会社で14年の経験を積み、独立。現在は株式会社若旅デザイン事務所として法人化されています。
今回の案件では、Webディレクター・デザイナーを担当します。
ふたり目は、Webデザイナーの中村さんです。
「ウェブ解析士」の資格を持つUXライターでもあり、マーケティングの知識も豊富。プロダクトのUXライティング、Webディレクションやデザインなど、幅広いお仕事をこなしています。
今回の案件では、若旅さんと業務を分けてデザインのサポートを行ないます。
3人目は、グラフィックデザイナーの社領さんです。
建築を学び、デザイナーへ。数々のデザイン事務所を経て、フリーランスとして独立。ブランディングからロゴ、パッケージなどのビジュアルデザインを手がけ、ブランドや商品の魅力を活かしながら新しい価値をつくり出すことを目標に活動されています。
今回の案件では、Webサイトからも閲覧できるデジタルパンフレットのデザインを担当します。
《Step7》発注内容のオリエンテーション
クリエイターのユニットが確定したら、オリエンテーションのステップへと進みます。
依頼する案件の内容は面談でもお話しすると思いますが、初打ち合わせでは実際に業務がスタートするので、さらに詳細を詰めていきます。
クライアントからは具体的なイメージや納期・予算感などを、クリエイターはご依頼に対する提案や見積りの概算などを伝え合います。業務を進めるために必要なことをしっかりと打ち合わせる重要な打ち合わせとなります。
今回のWebサイトでは、デザイナーの若旅さんがディレクターとして窓口となり、やり取りをするかたちで進められます。
若旅さん:
先日はありがとうございました!
実際にお会いするのは初めてですが、初めてという感じがしませんね。
本日はよろしくお願いいたします。
武井さん:
そうですね(笑)
こちらこそよろしくお願いいたします。
若旅さん:
おおよその内容はすでに伺っていますが、メンバーの初顔合わせですし、改めて今回の趣旨や目的などをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?
武井さん:
では改めまして、お話しさせていただきます。私は今、日本フェンシング協会の会長を務めさせていただいておりまして(※)。
今回は「NEXUS presents 第75回 全日本フェンシング選手権大会」のWebサイトとキービジュアル、そしてデジタルパンフレット、こちらをお願いしたいと思っています。
9月に予選が行なわれて、決勝は11月5日に開催する予定となっています。
若旅さん:
はい。ありがとうございます!
では最初に、思い描かれている武井さんのイメージなどがあればお伺いできますでしょうか。
武井さん:
そうですね、選手たちの動きがわき上がってくるようなイメージがいいですね。「どういう大会になるか分からないぞ!」といった、ちょっとミステリアスな感じとか。
あと、選手の個性が飛び出してくるような雰囲気にできたらうれしいなと思っています。
若旅さん:
なるほど…分かりました!明確でありがたいです。
なんとなくイメージが湧きました。いろいろと考えてみます。
武井さん:
よろしくお願いいたします!
スケジュールの確認ですけど、面談でもお話しした通り急いでおりまして。8月中の公開がマストになりますので、ちょっとご無理を言いますが、かなり急ぎで作成できたらと思っています!
若旅さん:
承知しております。がんばります!
まずは、ざっくりとしたイメージを1週間後にご確認いただけるように進めます。その後は2回ほど修正を行なうスケジュールで、その都度、確認するお時間を3日間ほど取っています。お忙しいところ申し訳ありません。
武井さん:
とんでもないです!
なんとかスケジュールに沿って進められるよう、こちらも確認していきたいと思います。
若旅さん:
ありがとうございます。もし途中で何か追加事項などございましたら、遠慮なくおっしゃってください。
武井さん:
はい。助かります!それでは、最初のイメージを楽しみに待っています。
中村さん:
私は若旅さんと一緒に制作を行なわせていただく中村です。
面談ではありがとうございました。
今回あまり直接のやり取りはありませんが、よろしくお願いいたします!
武井さん:
こちらこそよろしくお願いいたします!
デジタルパンフレットのデザインは社領さんが担当。
Webサイトのデザインを踏襲するため、細かな打ち合わせは後日となりましたが、しっかりと挨拶を交わしました。
Webサイトからも閲覧可能で、大会当日に来場した観客がその場で見ることができるデジタルパンフレット。
デザイナーの社領さんに、制作のポイントを伺いました。
社領さん:
決勝当日に、Webサイトや会場からスマートフォン・タブレットを使って見られるデジタルパンフレットの制作になります。
観客の方々に小さな画面で見ていただくことも想定して、複雑になりすぎずわかりやすい構成にする必要があります。
デバイスによって見開きで読む方、片ページずつ読む方、それぞれいらっしゃると思うので、どちらでも成立するように心がけ、Webサイトのデザインを踏まえながら選手が主役に見えることを意識してデザインしていきます。
《Step8》全体スケジュール・予算の確認
オリエンテーションで重要なことのひとつに、最終的な納品までのスケジュール確認があります。
特に納期まで余裕のない案件の場合は、納品希望日から逆算して進行を決めていきます。最初の打ち合わせでしっかり確認を。
今回はWebサイトの公開日に期限があるので、それに合わせてスケジューリングしました。柔軟に対応してくれるクリエイターと、納期や進め方、その他の条件などをオリエンテーションの場で擦り合わせします。
費用感を確認することも重要です。
クライアントが考えている予算と希望する完成イメージのバランスを考慮しながら、最初に擦り合わせをしておかないとトラブルの原因にもなり得ます。
ランサーユニットでは、クライアントとクリエイターとの直接取引きです。
オリエンテーションの後で提出された見積りの内容をクライアントが確認して、お互いに納得してから進めることになります。
相場感やスケジュール感が分からないクライアントに対しては、ランサーユニットのスタッフがサポートいたしますのでご安心を。
事前にご相談いただければ、一般的な費用や制作の流れをご説明いたします。
さて、武井壮さん密着レポート第3回はクリエイターとのオリエンテーションをお伝えしました。
このレポートですべてをお伝えすることはできませんが、実際に制作物の細かな打ち合わせを行ない、武井さんにとって完成イメージが感じられる時間になりました。
これはどのクライアントにとっても同じこと。
クリエイターと実際に話しながら、イメージを伝えるために自身で言語化すること、そして完成までのスケジューリングを確認することで、ぼんやりとしていたイメージがしっかりとした輪郭をもって思い浮かぶようになるはずです。
ランサーユニットでは全国で活躍するクリエイターを紹介するので、オリエンテーションはオンラインが基本スタイル。もちろん、実際に対面でお話しするのと変わりなくしっかりと打ち合わせできますし、ご希望によりリアル対面も可能です。
オンラインでもリアルでも、思い描くイメージや希望を伝えれば、それをかたちにするための提案をしてくれる。ランサーユニットにはそんなプロのクリエイターがそろっています。ぜひご検討ください!
さて次回は、いよいよWebサイトが完成します。
初稿アップから修正〜武井さんにOKをいただくまでの様子をレポートさせていただきます。お楽しみに!
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密着レポート#2〈クリエイター選定編〉へ
密着レポート#4〈完成編〉へ
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※2022年8月時点
取材・文/LANCER UNIT note編集部 Y